猫とお兄さん

捉え方ひとつで

私は通勤時に駅までかなり歩きます

その途中

大体私が通る時間に

同じ場所に猫がいるんです

 

そして

通勤途中と思われるお兄さんが

その猫と全力で遊んでいる姿を

度々見かけます

 

全力って

その方も駅に向かう途中にもかかわらず

座り込んで撫でてあげていて

猫も気持ちよさそうに

完全に身を任せているのです 

 

そして一頻り遊んであげた後

その方は駅に向かいます 

 

私はその光景をたまたま後ろから見たのですが

駅に向かうお兄さんの背中を見ながら

その猫はずっと鳴いているんです

寂しそうに

 

あれだけ遊んでくれるんだもの

その猫はお兄さんが大好きなんだろうな^^

 

お兄さんが通りかからない日は

ずっとお兄さんが来るであろう方向を

眺め佇んでいます

 

ああ お兄さんを待っているんだな

そう見えます 

 

私もいつしかその猫に挨拶だけするようになりました

私は猫と遊んでしまったら

電車に乗り遅れてしまうので💦

 

その猫は

私にも通るたびに鳴いてくれるようになりました

関心を持ってくれる人はわかるんですね、きっと^^ 

 

先日、お兄さんが全力で猫と遊んでいるのを

私が追い抜く形で駅に向かった時がありました 

 

お兄さんは電車の時間は大丈夫なのかな?

大きなお世話ですが

そんな風に思っていたら

 

後で電車に駆け込んでくる

お兄さんをお見かけしました 

 

やっぱり、あんなに遊んでいたら

そうなるよね(笑) 

 

でも

私はその時 

このお兄さんは心の余裕があるんだな 

って思いました 

 

私はその電車を逃しても

遅刻になるわけではないのですが

早く到着していろいろやりたいこともあるので

電車を逃すのは嫌なんです

だから

猫とは挨拶だけ 

 

でもお兄さんは

電車に駆け込むことになっても

猫と全力で遊んであげている 

 

もちろん猫好きの度合いとかも関係あるかもしれませんが

 

そういう余裕っていいなあ

と思いました 

 

決まった通りでないと気持ち悪い

自分の決めたルールみたいな

実はあまり意味をなさないものでも

結構縛られたりしているのかな 

 

だからと言って

今後も私はその猫とは挨拶だけにすると思いますが

 

自分の決めていたことが多少崩れても

大した支障がないなら気にしない

 

いいな そういうの^^ 

 

何か大きな支障が出るならともかく

自分の中のルールを守ること自体に

必要以上に執着しない

無駄なこだわりはなくてもいい 

 

猫とお兄さんを見ていたら

そんな風に思いました 

 

さあ

そんな風に着替えられるかな?

意外にそういった自分ルールを

意識しない事の方が多いのかもしれないけど 

 

これはなくてもいいな

と気が付いたらなくしていく

無駄な自分ルールの断捨離

それいいかも^^

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