ここぞという時に体力と精神力がモノをいう

私には高齢の両親がいます

私たち兄妹が巣立った後に他県に移住しました

 

子供たちに迷惑をかけないように

それが父の口癖で

健康には気をつけてこっちで二人で頑張るから」と

いつもそう言っていました

  

実際には健康からは程遠い生活を送り

私は何度も食生活や運動の大切さについて話しましたが

全く生活を変えられない両親は

80歳を目前にみるみる衰えていきました

  

私の両親については

また別にお伝えする機会があると思いますので

ここではこの辺で割愛します

 

 

最近

私が実家に行った際に

父の異変に気が付きました

私が病院に連れていき、そのまま入院となりました  

 

もう退院はしたのですが

退院後の通院は娘さんも同行でと

病院側から懇願されました 

 

 

私も医療従事者ですので

高齢の両親に対して家族の同行を求める気持ちはよく分かります

理解力も低下しているならなおさらです

   

他に普段通っているかかりつけのクリニックにも

「娘さんも来られますか?」

と懇願されました  

  

どちらも「伺います」と答えましたが

他県の田舎ですので

電車で片道2時間30分程度かかります

通院ともなると土日にはかないませんので平日ということになりますが

私はクリニック勤務で平日にお休みがあります 

 

ですので行くことは可能なのですが

本来は週の半ばでお休みがあり体を整えるのにいいリズムでしたので

そこで予定を詰め込むのはなかなかキツイなとは思いました 

でもそれを実行せざるを得ませんでした

   

実際やってみると

減量し、運動も始めたことで

そのスケジュールを何とかこなす事もでき

精神的な疲れも思ったほどには感じていませんでした

業務にも支障をきたすこともありませんでしたし

… ある時点までは  

 

本来は体力が付いたおかげで

精神力が鍛えられたおかげで

ハードなスケジュールもこなせて

いざという時の為に体力と精神力をつけておいてよかった!

と言うはずでしたが…  

  

 

限界の見極めを誤り

見事に失速しました

ある時、職場から家に帰ると体が熱く高熱にうなされることに

 

職場も急なお休みを取らざるを得なくなり

再び両親のところに行く計画も崩れ

数日間寝込むこととなりました 

   

調子に乗ってしまいました

確かに以前よりは体力はついていましたが

限界値が分かっていませんでした

精神力も同様です

というよりは

限界ぎりぎりまでやること自体がやりすぎなんです

もっとこまめに自身のケアをする必要がありました

   

勉強もしていますので

仕事か勉強か両親のことか

それだけになってしまい

「癒し」も「休息も」不十分だったのです

  

気が付けば大好きな太極拳も

実家に行くために1か月以上休んでいました

 

やっぱり駄目なんですよ

大好きなことを

気分転換になる事を

全て塗りつぶしてしまうのは

結局は効率も下がってしまうんです

 

 サンシュユの花言葉に

持続耐久があります  

勢いだけで頑張ってもしっぺ返しを食らいます  

  

抜ける所の手を抜き

持続できる方法をとること

自分を癒して元気づけて

困難に対する耐久性を持つこと

  

今回は仕事にも穴をあけましたし

調子に乗って走りすぎたしっぺ返しが想像以上に大きかったので

深く反省し

次に生かしたいと思っています

ずっと自分に言い聞かせてきたつもりでも上手くいきませんでした

繰り返しでも少しづつ自分に入っていけばと思っています

 

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